私たちの気持ち

久しぶりに実家に帰って姉とちゃんと話した。

 

姉が少し話したいことがあると言って話してくれた。

もうたくさん、2人ともポロポロ泣きながら一生懸命話した。

姉曰く「おかしな家」に気付いたし、「頭のおかしいこの家の住民」についても気付けたらしい。

自分が狂っていたことも。

 

私がひとり暮らしを始めたこともこの「おかしな家」で狂った家族と狂った自分に気付いたからだ。

洗脳されていた、頭が麻痺していた。

今まで本当に辛かった。

 

姉と話したことで再確認できたことも沢山あった。

家を出た私が友人の変わらぬ愛にあぐらをかいていること、人に感謝する気持ち、素直に物事を受け止める純粋さ。

あらゆる所で何年か前の気持ちの私に戻った気もした。

考えないといけない。自分について思考していかないといけない。

まだまだ未熟な僕は色んな人に支えられてるんだ。

本当は有り得ないような愛に埋もれて目が見えなくなっていた。

彼らも私と同じ人間だ。

姉はパパもママも、人間だとわかったらしい。

その通りだ。

人間だ。当たり前のことだけど

愛の上にあぐらをかいてはいけない。

対人に与えられない程の愛をパパからも

ママからも友人からもおばあちゃんからも御先祖様からも隣の家の人からも色んな人から与えられている。

でも、彼らは人間だ。

信用してはいけないし、醜いし、愛をくれるし、愛おしいし、ムカつくし、有り得ない。

僕は元々、物心がついた時からパパとママを「パパとママ」と思ったことがなかったように思う。

彼らは人間で、私の客だ。

私はパパとママを動かすし、元気にさせる。

人間のことを考える。

 

姉と話してて本当に心が変わるくらいに嬉しかったことがあった。

 

「私は革命家になる」

 

と泣きながら言ってくれたことだ。

嬉しくて、涙が止まらなくなった。

そうだ、私たちは革命家になるんだ。

みんなをしあわせにしたいね。

2人で革命家になろうね。

ありがとう、お姉ちゃん。